日 時 題   目 出  演

H 15. 6. 4

 清水きよしのパントマイム
清水 きよし
  今井 とうた


想像力かきたてたパントマイムの技
実習生(徳島大学医学部)  北村弥生

 6月4日、細木ユニティ病院の催しとして、今井とうたさんの津軽三味線を伴奏に、清水きよしさんによるパントマイムが披露された。
 1週間ほど前に、この催しを知らせるカラフルなポスターを目にしていた私は、期待に胸を膨らませ、会場である6階のホールに向かった。するとそこは既に患者さんらで埋め尽くされており、その熱気から皆がこの催しを心待ちにしていたのがひしひしと伝わってきた。
 「若返りの水」「つり」といった物語が、身体の動きと表情そして三味線の音だけで演じられた。繊細な、時にはダイナミックな三味線の音色が、臨場感を増して、観る者の想像力をかきたてた。「つり」では、つれた魚が本当に腕の中で跳ねているのではないか、と思わず目をこらしてしまった。「若返りの水」では、若返る前の清水さんは本物のお爺さんにしか見えなかった程だ。
 視覚と聴覚両方で楽しめ、パントマイムから参加者はさまざまな想像を膨らまし、観る人の数だけストーリーがある、そういったパフォーマンスであった。
 聞くと、同じ演目でも伴奏の楽器によって演じ方も違ってくるそうである。この日の演技は、伴奏が津軽三味線だけであって、「和風」の演技になったそうだ。ぜひ「洋風」や「中華風」の演技も観てみたいものである。